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【心の余裕を持って、泰然と生きる】
Fri, November 15, 2024 11:19

【心の余裕を持って、泰然と生きる】

歳を取ってくると嫌な事も多いが、一方では楽な気持ちもある。現役で戦闘していた時は「競争」のまった中にあった時は、速く、急げで・・・あって何かに追われている様なそそくさがあった。

セミリタイアになって、いつまでにやらなくてはいけないという「納期」みたいな期限付きはある程度緩和されて、自分なりのやり方で、物事を処していく事を覚えると、余り怖い事や、恐れがなくなって来た。

かと言ってやらないということではなく、心に「余裕」が出て来る。人生をかなり目一杯やってきたので、ある程度の事は社会や宇宙の【法則】に従うと殆ど解決するという不思議な自信?みたいなものが生まれる。

こうすればこういう「結果」になるという事すらだいたい7-8割は読める、洞察できる。「心の持ち方」「心の置き所」「心の余裕」は物事を受け入れて行く、そして「寛容」である事だろう。

自然の「原理原則」に従って物事を解決して行く。殆どは一度か二度、既に経験していることが多い。初めて遭遇するかな?と思う事も大体の予測は付く。又上手く行かなくてもカバーできる範疇にある。

一番大切な事は、「受け入れる」「現実を見る」「事実関係」そして、全て出来るだろうと言う前向き、Positive な気持ちを持って、一段引いて考えると大体上手く行く。こちら主導ではなく、相手主導に合わせる51-49であったものを40-60位にする、言い争いにならず、上手く物事が進む。これでなくてはならないと言う事は5つの内一つ位である。それ故、自分自身の意見を持ちながらも無理せずに、相手にあわせるように、「そうですね・・」「成る程・・・それがいいですね」とやると概ね上手く行く。

ある人のおばあちゃんがおじいさんが威張りきっている時は「そうかい・・・そうかい・・・」と相手に合わせていて、最後はおばあちゃんの手のひらで、言うなりになったそうだ。最近、私もそれに見習って、そうですね。其れで行きましょうと相手主導に合わせるになってから物事がスムーズに行くようになった。これは人間の「知恵」だと思う。若い時はLeadershipを取らないといけないと言う変なアメリカ式かぶれでやり抜いて、かなり失敗した。勿論ある時はボスとして当たり前であったのだが・・・・。

馬齢を重ねての晩年は意固地でなく、淡々と相手に合わせる「術」を覚えてから、人間関係がスムーズにいくようになった。どんな問題が来ても「受容」する姿勢である。それ故、心は「余裕」と「泰然さ」がある。そうなると自然と柔和で、穏やかになり、「中庸」の精神が知識としてだけでなく、日々の「実践」に活かされて行くのが嬉しい。

晩年は【穏やかさ・平安】が一番である。淡々と余裕を持って生きたいと言う気持ちも心の片隅にはある。一日を最善を尽くしながら、心に「余裕」と「穏やかさ」をもって丁寧に過ごしたいと思うこの頃である。