【弘法大師(空海)・佐藤一斎】を読む
今週末はLabor Dayを含むと三連休であった。天候も晴天であったので、日頃から楽しんでいる知人達と朝2時間X3日で十分にテニスを愉しんだ。怪我もなく最高に気持ち良く過ごす事がで出来て、自然の恵みに感謝した次第であった。
帰宅して、1時間の仮眠を取り、「弘法大師と佐藤一斎」を紐解く。なんとなく秋口が近づいてくると読みたくなる書である。不思議である。春先ではなく、秋口に。
弘法大師は人生の生き方の根幹、真理を教えてくれる。今の私には心から共鳴する事が多い。「競争」という西洋式のものではなく、「人間の生き方」「心の持ち様」の「法則」を教示してくれる。読んでいて納得が行くのである。人生や世の中の深さに触れると凄く理解が深まる。
人生最後に頼るものは・・・・の下りでは、子供や配偶者でなく、「己自身」に頼れという点はハットするものがあった。何かな?という問いが意外にも「自分自身」に頼れと言う。当たり前の事であるが・・・「深い」。
それから【佐藤一斎】の【言志四録】、明治を創り上げた面々、西郷隆盛を始めとして伊藤博文、吉田松陰、勝海舟、山県有朋・・・この書を通して、触発、啓発されて、明治を作ったと言っても過言ではないだろう。
書を読んでいて「墳」という言葉にかなり刺激を受けた。人生に「学ぶ」と言う事に遅いと言う事は無く、今から始めれば良いと言う。様々な箇所に金言が述べられている。魂に喝を入れてくれる。これから一か月から三か月かけてじっくりと読みたいと思う。
「人生の書」は何時になっても指針と教訓を与えてくれるので本当に価値がある。それから連れ合いとランチに行く。先週はインドであったので、今週は韓国料理のナムールとキムチ&あつあつのご飯を食べて満足感ありである。その後Trader Joe’sに行き、買い物して、午後4時から週末の定番になっているBarns & Nobelに行く。ここでは英米の書に親しむ。晩年はこんな所が好きである。
日シナ英米の書に親しみ、運動は知人とテニスして、ランチは連れ合いと買い物・・・・週末の楽しさはかけがえのないものである。これも人生の多くを「仕事」に向き合ってきたからこそ、与えられた「愉しみ」であろうか。生きる指針は過去の歴史にある。人間は時代が変わってもかなり近い言動をするものである。そうであれば、「歴史」から本質、真理、法則を学ぶのが一番良い。
歴史とこれからの未来Something Newも全ては既にやってきた事の上に5-10%だけ方向は違うが、本質はほぼ同じである。常に過去の【歴史】を学びながら、「本質」を知り、又何か創造する気持ちを常に持ち続けたいと思う。