【人生観と経営】
人生観と経営というかなり大きなテーマで簡単に書いてみたくなった。ある程度迄、物事を理解するようになると、物事の【法則】、【原理原則】がわかり始める。
経営するかしなくても、人生と社会でもいいのであるが、約50年に渡って私にとっては、「人生=経営」であったからである。それで漸くの結論は、人生は自分がどのようにして生きるかである。つまり自分なりの「哲学」「信条」をしっかりと持っているかかどうかである。ぶれない生き方、宇宙の法則に則り、「正しさ」を基本として、生き方が一貫している事である。
例え、一時的に失敗しても成功するまで諦めないでやれば、失敗ではなくて「成功」である。エジソン、フォード、松下幸之助さん等、人類で大成功を収められた方は皆、それぞれの明確な人生観(哲学・信条)を持って成し遂げてこられたのであろう。そこに「成功哲学」が存在する。これは成功の「法則」と言っても過言ではないだろう.
10代、20代の前半まで基礎教育があり25歳前後35歳までに創業する。この間幾多の失敗がありながらも、時代の新しい産業に運よく?或いは時代の流れに乗って、勝ち運、波に乗じて行かれた人は、人生行路は波乱万丈があっても最後は成功というGoalに辿り着く。「人生は終わりよければ全てよし!」である。
ここに至る迄常に紆余曲折があるが、自分で確信をもって頂上を目指せば必ず登頂することが出来る。それには成功すると言う確信と、意欲と情熱があり、毎日の切磋琢磨の勉強と常に意欲的に解決しようという気持ちが問われる。それには日頃からの【良き習慣】というシステムがあるかどうかであろう。意欲と学びがあり、Goalに向かうという強い意志、そして日々の絶えまぬ日常生活が成功に導く。
又経営とは結果責任であり【数字】である。利益を上げなくては資本が出来ない。ある程度のまとまった資金がなければ、余裕がないので、ストレス負けになる。資金的余裕があれば、心も落ち着くし、先手を打てる。この先手を打てるというのは経営するにはとても大切である。そして付加価値の高い物を常に探して(考えて)それに先手を打っていくことであろうか。最低30-20%の粗利益があるものを選ぶこと。「選択」は凄く重要である。
薄利多売は絶対にやってはいけない。新しい追い手がくれば、競争になりかならず、負ける。(たまに幸運で残るものもいるが)多くの成功者をみてきたが、偶然であれ、勉強しての選択であれ、付加価値が約50%ものを選択された方は殆ど成功されている。初期のころにこれをやられた方は孫正義さんをはじめとして、PC,ITを手掛けられた方は殆ど成功されている。又時代の流れを読み、果敢に挑戦する意欲が勝利に繋がる。
もう「労働集約」の時代ではなく、人間は「コスト」ではなく、「財宝」と考えれる方が生き残っていく。今はもう社会そのものが【知的社会】であるゆえに、何処まで「教育」を受けているかという事が問われる。
そういう意味では、弁護士・会計士・・・等は完全に不可価値の高いもので、約85%が頭脳と言う「粗利」で稼ぐ。薬なども同様であろう。健康産業が到来する前にサプリなどを始めた方もかなり成功されている。「経営」は全て「数字」であり、付加価値の高い物、マイクロソフトの様に新産業を生み出すか、株式で儲けるか・・・・或いはコンサルタント・・俳優等も同様であろう。
そういう意味ではユダヤ人は超優秀である。彼らは国もなく、自主的に産業を興せず、「金融」という中で、古くからの「お金」と「教育」に目を付けて、世界を席巻してきた。そして自由な国アメリカで花が咲いたのである。
今日は「人生観と経営」で書いてみたが、今後もこれを追及していきたい。