【ナポレオン・ヒル】ー自己啓発書を読む。
金曜日以降は気持ちがなんとなくウキウキする。木曜日・金曜日は出来るだけ人に会い、お互いの現状報告や、情報収集する日に充てているが、週末は本来はテニスと買い物か、少し高めの落ち着いたレストランに、夫婦で行くのがルーチンになっている。生憎最近は坐骨神経痛になり、少しづつは回復するものの、現状はリハリビリしか出来ないので、テニスの時間の代わりに、「自己啓発」の本を読んで、気持ちを鼓舞する様に心掛けている。
中学2年位の時に父から「ナポレオン・ヒル」の書を誕生日祝にもらい、かなり感動した事を覚えている。当時は日本の自己啓発本は与えらえていた「論語」や、安岡さんの「活学」等を読んでいた。それなりに理解はしたが、西洋人の哲学書とは違った意味で、感銘を受け、その後のアメリカ人の【自己啓発本】を読む嚆矢となった。
後ほどに聖書やJames Allen, Ralph Waldo Emerson等を読み始める基になり、又英語も比較的簡易であったので、高校生の時に英語で完読した覚えがある。
高校や大学の時は「生きる」と言う事に非常に興味があり、自己の進路にどんな書に出会うかで、人生の方向性や生き方が決まる。恐らく1940-80年代のアメリカで、心理学や、経営学に大きな影響を与えた書であろう。
肉体的や精神的に落ち込んでいる時に、ナポレオン・ヒルやサミュエル・スマイルズの「Self help」等を読むと病気の時の即効薬みたいなもので、かなり発奮する書である。「THE GOLDEN RULES OF SUCCESS」の中で、お金と人生の法則というのがあり、「成功の法則」の基本的な事を教えている。
*人間は自分で自分の運命を決定して行く/*自分の欲しいものは必ず得られると強く確信する。/*人間は自分が考えている様な人間になる/*逆境の中にはそれ相応かそれ以上の大きな利益の種がある。/*大きな成功は敗北感に屈してからしばらくしてやってくる・・・*あと1センチ余計に進む等の【黄金の法則】の言葉が述べられている。
こういう言葉を頭にInputするだけで、心に刺激を与え、活力が漲って(みなぎる)くる。言葉の力は凄い。良き師や良き人々を周りに置くと同様に、書として感銘、感動する言葉があれば、人間は生き返るし、勇気が出て前に進める。「人間は考える葦である」というパスカルの言葉も好きであるが、「人間は自分が考えている様な人間になる。」の言葉で一段とまだまだ頑張ってみようという事で心を鼓舞する事が出来た。
*「言葉の力」は凄い!。【人間力】を磨くには【書】を読み!【人】と会い、広く、深く【考】え、【実践】して、己を磨き続ける事であろう。