【お金儲けは、金融・ファンドからの信用・信頼を得る迄、独自のシステムを構築する。】
先日You Tubeを見ていて、日本のホテル王、アパマンの元谷社長の言葉にはっとした閃きがあった。彼とはバブル崩壊後、NYに約30人位の従業員の方をお連れされた時に、ある地方銀行から紹介されてNYの不動産業界や、売りホテルのお話をさせてもらった。
かって地方の信用銀行にお勤めで、労働組合のTopをされた後に、独立されて基盤を築かれたと伺っていた。当時はごく普通の経営者であった感じであったが・・・・。
日本で成功された経緯は良くわからないが、You Tubeで見ていた時は、コロナ禍で、日本が困っていた時に、政府からの要請で、ホテルをお貸しになり、その後日本のホテルも同様に貸し出したと言っていた。
ここNYでも同じ様な事があり、マジソン街の45丁目の良い場所に老舗のルーズベルトホテルがある。ここは約1000室位あり、観光客がこなくて、コロナ禍で困っていた時、南米からの移民を受け入れたお陰で、ルーズベルトホテルは生き延びた経緯がある。(コロナで、かなりの間、閉まっていた)
コロナ禍での日米のコロナの解決方法が似ていたのも面白い。経営者の【アイデアと決断】で会社や組織は生き返ったり、急激に伸びたりする。それが名経営者と言われる由縁であろうか。
そんな事を思っていたら、元谷社長の「銀行や金融機関は、儲かるというシステムが出来上がっている所には幾らでもお金を貸すものですと・・・・」若い時はこれは当たり前だと思ってそのまま終わってしまっただろうが、年老いて経験が生きて来る。「お金儲けのシステムが構築されて、会社がしっかりと利益がでて、財務諸表がきちんとしていれば、金融関係や投資家は必ずお金を投入するものだと・・・・」
この会社は儲かるというブランドは、金融からの【信用・信頼】であり、「システムの構築が認められている」状態であればいいのだと・・・はっと閃いた。【信用・信頼】がお金を投入してくれて、事業が【成功】するのであると・・・・。
人がやらない事を最初に考え着き(【アイデア】)、【システム化】してお金儲けをして、20年位利益を出し続けると事業は一気に爆発して行くものであると・・・【信用や信頼】はあの人なら、あの会社なら大丈夫と言われるものを構築して行く、これがビジネス、人間においても成功のコツであると思った。
元谷社長の言動からの【学び】は、初期のアイデアと決断・利益の継続・システム化・信頼=ビジネスの成功方式ではないだろうか。