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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークの不動産投資ー弁護士さん】
Tue, October 24, 2017 6:00

【ニューヨークの不動産投資-弁護士さん】

 

米国に長く住むようになると色んな契約書が必要になったり、また特に不動産関係の仕事に携わるようになるとますます「契約書」の大切さが身に染みてきます。不動産屋になるんだったら、なぜ弁護士資格を取っておかなかったのか?と悔やまれる事がたびたびあります。

 

最近は日本でもアメリカに似てきて、弁護士さんが増えてきているようですが・・・・(弁護士さんが増えるというのは社会が人間不信でもある事かもしれませんが・・・)米国は契約社会ですからどんな分野でも交渉事は「弁護士さん」が出てきます。

 

もうかなり前ですが、50人ぐらいの会社を経営していた頃、テキサス州から28歳前後の身持ちがいいハンサムな男性が採用試験にきて、面接の時に、朝9時ー午後5時の社内勤務を朝8時―夕4時までにしてくれないかという事があり、誠実そうな青年でしたので入社してもらい、経理と営業をやって頂きました。6か月位して慣れたのか、数人でランチしていたら、ぽろりと弁護士資格を取るので、夜学に通っていると言っていました。

 

目立つほどでなく、経理は朝はやく2時間して、その後営業に出ていました。記憶では40人位のなか真ん中位でしたでしょうか。3年半位して弁護士資格が取れそうだから・・・・と言って辞めていきました。

 

その頃は日本では年に500人位しか合格しないので、東大にはいるより難しいものだという認識でしたので、弁護士さんになるのは大変だろうなあーと思っていましたが、米国って日本で言えば、失礼な言い方かもしれませんがローカル大学にはいる位であれば・・・、つまりこちらの州立大学出でも十分に弁護士になれるんだ・・・だから米国は弁護士さんが多いんだとその当時再認識した想いがあります。

 

知的所有権のみならず、最近はますます弁護士さんの出番が増えてきています。プロスポーツ選手、芸能関係、クリニックや病院に行くと必ず契約書にサインを求められます。(後に続く・・・)