SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
クロージング(Closing),コンドミニアムの売買契約(1)
Tue, June 01, 2010 0:00
不動産のクロージング程重要で面白いものはないですね。買い手にとっても売り手にとっても契約終了は「ドラマ」が一つ終わる事を意味します。
買い手は限られた予算の中で、自分が一番欲しいものを得たいと思います。売り手は出来るだけ高い値段で売れてくれたらいいと思います。全てはタイミングですね。不動産用語では、英語で、timing is everything, timeing is the essence という表現をします。
売り手にとっても限られた時間の中で一番問題なく売買契約できる方を探します。其の時には「No Mortgage Contingency」という言葉で相手方に圧力をかけます。買う人は銀行からモーゲッジをいただくわけですが、時にはサラリーが十分でない時には「不可」という回答がきたりしますと、待っている期間の4-6週間、売り手側にとって待たされた時間が無駄という事になります。そこで買い手を締め付けるためにこの用語を契約の前にいれてサインするようにします。
逆に買い手にとっては万が一、銀行がOKくれない時の事を考えると簡単にOKとはいえない状態になりますので、ここがBrokerなり弁護士さんの交渉次第という事になります。(次回に続く・・・)