ニューヨークの不動産投資は色んなトレンドがあります。1970-90年代まではトランプタワーのように大きなビル用地を買い、レジデンスとして開発しコンドとして国際的に売り出されていました。それが一段落すると、今までレンタルのアパートビルを再開発?としてコンドに転換していく(1990-2005年位まで)これはこれで複雑でなく、(書類上の転換だけで済みました。)妙味がありました。住んでいた方はインサイドプライスとして市場が1Bed 28万ドルくらいであれば、15万ドル前後で買えたものです。(今多くは70-90万ドルになっています。)リーマショックでマンハッタンの開発は一時停滞していましたが、2014年頃から、新しいビルの開発が至る場所で始まり、そして今は古いタウンハウス(4-5階建て)を再改装して、家具付きで売り出すというのが時代の流れです。
タウンハウスを買って、改装して家具付きで貸すいくというやり方は、米国内の投資家の間では2012年頃から始まったのですが、最近はアジアや、日本からの投資家の方がかなりの勢いで10億、20億円を投資したいが・・・・何か面白い案件はないか・・?という問い合わせです。従来のただタウンハウスを貸すだけでは利回りが2%-3%ぐらいでしたが、家具付き、Studio.1Bedにするとかなり需要があり、うまくまわせば4-6%で回るものがでてきました。
ホテルは一泊3$300-$500すると一週間滞在すると$2000-$25000します。家具付きですとStudioでも$3,600/月前後ですから借りる方としては魅力的です。又投資家からすれば、ホテルはやりたいが、許認可は時間がかかるし、開発するには・・・・時間がかかり将来が???うまみはなんといってもホテルです。丁度その中間がタウンハウスを改装して家具付きで貸すというのが妙味なのでしょう。今後ますますこういう形の投資がマンハッタンでは進むと思われますので、興味がある方は是非お尋ねください。