ニューヨーク、マンハッタンのオフィススペースの値段はここ数年前から見ると約2割のアップになっています。海外から始めてニューヨークのマンハッタン、グランドセントラル駅(42)近くにオフィスをオープンすると、数年前はSquare Foot $45前後であってものが、今は$55-62になっています。リンカーンビルとよばれる60 East 42nd 、グレーバービルと言われる420 Lexington Avenue(43)なども$60/SFになっていて、特に2000SF(約55坪)以下のリースになると3-5年のリース期間となりかなり短くなってきています。それだけ需要があるということなのでしょう。
企業の存在自体もアップダウンが激しく、市場に左右される事が多いので、長期の期間のリースは家主にも借り手にも不都合という事になるのでしょう。特に難しいのは、小さなオフィススペースを探す500-800SFのものを安く!これが一番難しいようです。800SFものを探しても(800SFX$60=48000割る12=$4,000/Month)という事になり、それに電気代$3,00-$3,50/SFが加算されます。
ある意味3年ー5年のリース契約はかなりリーズナブルと言えるでしょう。最近弊社でやりましたDealは6ヶ月以上もかかりました。先ずは短期のオフィススペースにでも入っていてこちらで営業しているという事や、ファイナンシャルの状態を良くして、日本からちゃんと銀行にお金を入れておき、証明できることを事前にやっておかれると家主側も比較的簡単にOKが取れます。銀行にしっかりと入金されていない状態でのオフィス探しは徒労に終り、時間ばかりかかります。それに日本の財務省がかなりしめつけが厳しくて、最初に契約書の証明がないと認可しなというケースもあります。銀行にお金がないのに家主さんがOKいうはずがないと思いますが・・・・。
順序としては、知り合いのオフィスの事務所の住所を借りるか、短期用のオフィスを借りると同時に、アメリカの法人会社を作り、銀行口座を明けてからスタートでしょう。それから商業不動産専門の不動産屋さんと一緒に物件をみて歩き、同時に契約する時に必要な弁護士さんも探していくという段取りになります。(後に続く・・・)