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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
「ニューヨークのオフィスビルの問題処理と弁護士社会」
Tue, June 02, 2015 6:00

今日は意外なタイトルです。毎日色んな問題が起こります。それに対処していくのにニューヨークでは、弁護士さんの数がもう無数といってもいいくらいに・・・・・。駄菓子屋さんからアルコールを売っているお酒屋さん位にもうポピュラーです。問題解決、処理・・・損害賠償・・・。此処30年は訴訟社会になってきたなあーとつくづく嫌になりますね。人間の良知を信用しなくて、問題が起これば、「お金」で解決しよう・・・・・。

米国社会で白人系の人々が力を持っていた時には、弁護士さんも「正義」のために必要な人であるという認識があったように思うのですが、ユダヤ人の方々の「生き方」が社会の中枢に入ってきてからは、弁護士の職業も正義のために戦うのではなく、「お金」を儲けるために・・・・この色合いが強くなってきたように感じます。

忘れもしないのは、レーガン大統領のあとに、当時の副大統領であった初代ブッシュ氏が大統領になって、アメリカの社会は良きアメリカから、訴訟しあう弁護士社会になってきて、この先が思いやられそうと・・・・・・・・。最近はますますその通りになってきたように感じます。アメリカ社会で生きようとするなら、オバマ大統領のように、将来の自分のしたい事の前にまずは「弁護士資格」をとっておかなくてはいけないでしょう。身内に何か問題が起きた時に自己防衛・擁護するためです。

最近の良い例ですが、ビルから雨もりして、管理人に連絡したが全然応答がないので、どうすればいいの・・・?という問題ですら、かっては話し合いで問題解決が出来たものでも、お互いの弁護士が当事者の代わりになって弁護や訴求します。それでお互いの賠償・・・・を争い、其の報酬の・・%を得るわけです。こういう社会になってくると今度は「保険」の重要性がでてきます。もう病気になってお医者さんに行っても貴方の「保険」は・・・・・

もう大変な社会ですね。人間の命もお金次第・・・「保険」、物事の解決には弁護士代・・・・。何かが間違っているような気がしますが、皆様はどのようにお考えになりますか。