SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
Starbucksが全米一の本屋さんBarns & Noble(Book Store)と提携して・・・・・・
Sat, January 11, 2014 9:11
もう10年近くになりますが、Starbucksが快進撃始めた時に、その時には全米の本屋さんでもかなり格が高いBarns & Nobleと提携?のような形で、本屋さんの中にCoffee Shopやさんがオープンしました。これは画期的な決断だったなあーと改めて思います。
Coffee2ドル前後でPC持込、好きな本は幾ら棚から持ってきてもその場で読めば、タダです。Internetが当たり前になる前に、パソコンを持っていけば、そこで一日中、一杯のコーヒーでPCを操作できる、この英断もすばらしい。両者とも日本的には、「損して得する」のパターンですね。
これって長期的な戦略ができた典型的な例でしょう。アメリカのビジネスも段々と熟してきたかなと思われる一例ではないかと思います。
日本の江戸期に、越中富山の薬売りの商法みたいなものですね。全国各地にお薬を置いてまわり、使った分だけ翌年にお支払いして精算していく。
ビジネスは工夫と信用と決断の組み合わせですね。「必要は発明の母」と言われます。今年も温故知新で旧そうな業界に新しい息吹ややり方を考えてみたら、意外なヒットが生まれるかもしれませんね。何時も何か工夫ができないかと「考える」習慣をつけていきましょう。