SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
ニューヨークの空が青い理由
Fri, April 10, 2009 0:00
突然ですが、ニューヨークの空はキレイだなぁって思う事ありませんか?実はこれにはちゃんと理由があるんです!
ニューヨークにいらした事がある方ならお気づきだと思うのですが、ニューヨークの超高層ビルは頂上が尖っているビルが多いですよね。まぁ尖がっていなくとも、頂上になるにつれて斜線になっているような。これは建築法と消防法等の斜線規制によるものなんです。
どういう事かと言いますと、ある一定の高さ以上になると隣接するビルとの一定の距離間を持たせなくてはいけない ≒ 斜線にしなさいという事。建築法や消防法については置いておくとして、まずこれらによる効果の一つとしてニューヨークの大気汚染が軽減されます。つまりは上方の圧迫感がない為、本来ビル間にこもる汚い空気が空に抜けていくので必然的に空が澄んで美しく見えます。そして次に、ビルが斜線になる事によって当然空が見える範囲が広くなります。という事は空がより多く視野に入る為、広くそして美しく見えるんですねぇ~。だからこんなにもビルがひしめき合っている島なのに、空がとっても青く美しく見えるってワケ。
何気ないお散歩でも、そういう事を少し意識しながら空を見上げると、また違った色が見えてくるかも♪
※今回の記事は、土地や気候による影響は別としてお読みください。
こちらのウールワース氏のビルには随所にゴシック様式の装飾が施されており、また吹き抜けのロビーには素晴らしいモザイク画が描かれてます。設計士はカス・ギルバート。
アン