【運とは準備されたチャンスである】
アメリカにはビジネスで「世界チャンピオン」をなると目指してやってきた。そして若い時は「Selp Help」(自助}でやれると信じてやってきた。「明確な目標」があれば、【何でも不可能はない!】と。
歴史を勉強して、先人から「学べ」は良いという父の教えで、がむしゃらに読書した。最初は英語で読み続けた。ある時にリサイクル専門の「Book-Off」がNYにやってきた。
これは本当に都合がよく、エリート駐在員の方々がお帰りになる時に薄価でお売りになっていった。経営者の坂本さんは賢い人で、本の価値は中身なのに「重さ」で買い集めて、市場の約1/3-1/4の値段でお売りになった。
これは今までの「古本屋」の発想ではなく、斜めからの考えであって、「流石!!」と思った。彼はユニークで、NYの古くからある「日本クラブ」で講演された時に発された一言は忘れもしない。
ニューヨークや、パリに出店すると言う迄は、弊社みたいな3流ー5流の会社には優秀な方が来ないんですよと。しかし、海外に支店を出すと言うと、急に一流の大学を出た人が沢山応募されて、採用するのが大変でした・・・・。
1980年以降は日本はバブルで、日本のみならず世界の大都市の不動産を買いまくっていた時期であった。私も良いタイミングでNYに来ていたので、当時、日本人の不動産屋さんは3人しかいなかった一人であった。
【「運」と言うものは「準備」したものにしかやってこない】という名言通りであった。「世界一」になりたいという事で、NYにきた。当時はハワイですらへー、アメリカに行くんだの時代である。
学生の頃からアメリカに行くと決めていたから問題はなかった。まさに「準備期間」であった。今振り返ると計画し、準備していれば、チャンスは必ずやって来ると言う事である。【運とは準備とチャンス】である。
成功するという明確な目標があれば、頭脳は常に張り巡らされて、思いは通じるのである。特に一流の経営者は常に「哲学」「信念」を持てとおっしゃる。これも「成功の法則」の一言であろうか。
Book-Offさんのお陰で、週末は本を買いまくった!!。毎週100ドルから200ドルを費やした。お陰で目利きがよくなった。当時は1ドルー5ドルの本が埋もれて売り出されていた。兎に角買いまくった。蔵書としては約1万冊は買っただろうか。ブームの不動産で儲けて古い大邸宅を購入したので、一部屋は本で埋まってしまった。
正に「金山」を掘り当てている感じであった。10年-15年位「本」という「金山」を買い続けた。この「本」が「お金」に変わって行くのである。本が「濾過」してアイデアとして産れるのである。
当時はまだテニスと言う趣味はなく、ゴルフと書物であり、一日最低2時間の読書を決めていた。日英語で、夜12時から真夜中2時迄と決めるのである。この「読書と経験」がミックスして「法則」がわかるようになってきた。
法則がわかり始めると、ビジネスや人間関係がおもしろい。何処が本質か、ポイントがわかるのである。ある時期迄は量が質を駆逐する。
不動産で儲けて「Artビジネス」に参入した。Sotherby’s, Christie’sのActionに参加した。最初は「浮世絵」「錦絵」から入った。42丁目、5番街の「NY図書館」に通い詰めた。毎日500-1000枚とにらめっこした。3か月位すると。「美」とは何かかなんとなくわかるようになるのである。美とは「全体像」「強さ」「バランス」なのである。
この時,量を見る事で、物事の本質を掴み「法則」を知る事が出来た。まさに「美人」を見ると無意識に惹かれる様に。「宇宙は美しい」といったソ連の飛行士、ガガーリンの言葉である。
美から私は「人生はArtである」と学んだ。今日のテーマから外れてしまったが・・・・・。何時かまた「美」に関して書いてみたい。