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【アメリカの医療体制は素晴らしい!】
Sun, December 21, 2025 7:48

【アメリカの医療体制は素晴らしい!】

比較的「健康管理」に気をつけてきたお陰で、今まで、お医者さんに行く事は余りなかった。又「手術」すると言う事もなかった。日頃の定期検査は6か月毎に、又散歩やテニスなどの運動等も定期的にやって、かなりスムーズにやってきたが、読書のし過ぎと、PCの流行りでか、幾分眼が悪くなってきて、PCを見る時に患うようになってきた。

糖尿系も進んできたお陰か?お医者さんは「数値」と「画像」通して実際の「実物」を見て「客観的」に判断して行くのは素晴らしい。私はビジネスにおいても人間評価する際にも、「バランスと数値」に重きを置き、【客観的】に判断する事が好きである。

過程をみたり結果から分析や洞察するとある程度のしっかりした「判断」や理解をする事が出来る。「宇宙の法則」を理解してから、物事は【法則(システム)と機能のバランス】であると悟ったからであろうか。

手術に至る迄の一連の流れが【システム化】されているのである。手術に限らないだろうが、システムと機能が十分に働いている。まずは定期検査にいき、血糖値や、PCの画像を通じて「詳細」に説明してくれる。特に「数値」は納得が行く。血糖値や小便、心臓のCheckをして「健康」の全体像を理解させてくれる。

まずは両目の手術するのに、症状をみて早めにやった方が良いと言う。私も色々調べたり、似たような年代の手術経験者4-5人に聞き取り調査する。それで納得が行くまで、「論理的」「客観的」に理解するように努める。

やると決めたら手術をやってもらうクリニックに行くと、これも「システム」が出来上がっている。まずは費用が幾らか、保険の有無、特別な薬の説明、これは特殊だからここで買えと・・・・。それから「手術」前の1週間前のやるべき事を7ページ位にまとめてある。これも納得の行くものである。

4日前から目薬の活用である。恐らく幾多の先人の容態からの実体験から割り出されたものであろう。特に朝8時から患者さんを見るというのは素晴らしいと思う。携わる人達の頭脳や身体が一番活発であり、【水曜日】という仕事の一番最高に力を発揮する日であり、時間なのである。この辺りに設定してあるのは合理的だなあーと思われた。

朝5時半位にホームを出て7時には着くようにと指示されている。面白いのはキャンセルする場合は違約金$300支払う事に同意書がある事であろうか。

24時間前は水を飲んではいけませんと「赤文字」で書いてある。そして必ず付き添いが来る様にと。これは当たり前であろうし、1週間は車の運転が禁止であり、禁止条項も7つ位あり、テニスやジム訓練などの激しい動きは1か月の【禁止】である。これらは皆「納得」の行くものである。

ナビゲーターも2人いる、前日に「安心感」を与えるためにきちんとプロセスを説明してくれる。それから簡易な「手術室」?と言われる所で、目薬だけ差す人が7-8適する。これ以外にやらない。また毛布を持ってくる方、色んな物を片付けたりする人等、アシスタントが3-4人いる。麻酔専門の方もいる。

それでようやく日頃のかかりつけの先生がきて、「ハロー」と声を掛けてくれる。「手術中」はもう寝ていたからわからないが、30分位で終了した。それから待合室で休み、備え付けのコーヒーを飲んで、水分補給である。約40分位で帰って良いと。そうして明日に今日の手術のCheckするからお医者さんのクリニックを訪問するようにと・・・・。

この一連の流れはスムーズで、理にかなっている。非常に満足感があった。私としては「納得」のいくプロセスであった。この時点で、今回の手術は「成功」であったと確信した。「技術と言うハードと、流れに沿った「システム」というソフトのバランスが的確に働いていた。手術を受ける側としても安心と納得ができた。

恐らくこういったシステムとプロセスはアメリカの【強み】であろう。「手術」をやり。翌日にはクリニックでCheckして、その後の5日後に再度のCheckと完全に理にかなっている。手術に限らず、全ての「仕事」はこうあるべきと「学んだ」。

アメリカの移民政策で、学校や社会が衰退している様にも思ったが、白人・ユダヤ人社会の医師・弁護士・会計士・金融関係・・・等は非常に論理的に物事が勧められている。

今回の手術を通して、次に生まれたら、「医師」という職業を選択してみたいという気にさせてくれた。今回の眼の手術からの学びは私の【心】を動かすものであったようだ。。