【金利以上のビジネスを探せ！】
数日前に起き上がった瞬間に、「金利以上のビジネスを探せ！」という閃きがあった。これが出来たらビジネスの成功は簡単？だなあーと思ったのである。
ビジネスをやる時は人や社会がこれが欲しいなあー、必要だなあーというものを閃くかどうか？？？であろうか。ある程度ビジネスが上手く行ったり、又停滞したり、競争相手が出て来たり、新しく製品の改善、改良があり、一つの発明、発見も陳腐化して来る。最近は一つの事業や製品の寿命は大体18か月から3年位だろうか。
上手く行くと必ず新参者が現れて来る。これが社会の「進歩・発展」であろう。「このままでいい・・・」は直ぐに追い抜かされていく。
私は20代からビジネスをやり始めたら25－65歳迄に最低4度の古き皮を脱ぎ捨てて行かないといけないと考えでいる。儲かっているうちにNextに挑戦して行かなくてはならない。最低でも3勝1敗か4連勝はしたい。これが出来たら、松下幸之助さんや、稲盛和夫さんや渋沢栄一さんみたいに時代の寵児と言われたり、エジソンやフォードやビル・ゲイツみたいになり得るのだろう。
一つのものを世に出すまでは「偶然」もあるが、大体はチャレンジして全てに枯渇したり、もう諦めなくてはならなくなって、破綻寸前や多くの失敗の末にようやく何とか発明・発見があるのであろう。だから「人生を生きる！」や「事業をやる！」「ビジネスをやる！」と言う幾多の「失敗」は当たり前であろうと思っている。
かなり昔になるが、バブル当時お会いした日本の「アパホテル」の会長？さんが語られていたある一言に釘付けになった。会長さんは1980年代後半？にNYに20人位の社員の方々と共に不動産の視察の為にお見えになり、トランプタワー等をお見せした事があった。当時は不動産の開発事業を日本でやっておられた。
人生の一番上り坂の時で、自信満々に見えた。ここ10年位からは日本でかなり成功されて、TVや雑誌で取り上げられて有名になっておられた。一度お会いしたので、常に頭の隅にあった。
その時に述べられていたのは、「金融機関の金利以上に稼げばいいんです！」の一言である。その時「はっと！」思ったのである。これはビジネスをやる以上は【金言】である。要は粗利が１５％ー２０％位の事をやれ！という事であろう。銀行さんは貸し付ける以上のものであれば、幾らでもほぼ無制限に・・・・？？？に貸してくれると。勿論それまで、きちんと返してきたという「信頼」の上であるが・・・。
アパホテルの成功は、銀行や金融機関の「信頼」と金利以上のビジネスを「きちんとやる！」に尽きるのだろう。これは当たり前であるが、自分自身、ほぼ会社経営をセミリタイアする考えでいる間際での「閃きと思い付き」であった。
人生一業種と思っていたが、最近はM&Aも流行り、10年するかしないうちに、「売る」と言う事に何ら？？？と思わない「価値観」を持てる人が生き残るのであろうか。【金利以上稼げ‼】はビジネスの本質を付いている。
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