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【知性と美意識】
Sat, October 05, 2024 8:53

【知性と美意識】

最近は「読書の秋」と言われる程、時候は良い。寒くもなく暑くもなく、程良い季節である。ましてや10月に入り、静かな中で、物事に耽たり、考えたりすると良き考えが閃いたりする。食が進むと同じく、思考も深まりが出て来るようになる。これから12月の半ば迄は、「思考」の収穫期でもある。仕事なら、これからの3か月は気持ちも乗って来るし、集中力が増す時節である。

仕事に夢中になっていた時が懐かしい。あまり深く考えず、会社経営の「存続」と「利益」を上げるために日夜「苦労」していた時こそ、人生の「華」であったような気がする。今一歩引いてみれば、今度は別の世界がある。物静かで落ち着きがあり、知性や、美や品性に惹かれる。

物事がより客観的、俯瞰的に見える事である。言葉を変えれば「覚めて」いるのである。「物造り」はしていない。「行動」的ではない。一つのものに目標を持って一途に励んでいない。しかし、今まで見えていなかったものが見える。特に【美】という事が前よりも見えてきて、拘りが出て来る様になってきた。

バランスが取れて、長所、個性がありながら、優しさが存在し、品性があるものである。都会は良い。色んな良いものが揃っている。百貨店、美術館、知性ある人間・・・・・歩いていて、品のある男性、女性問わず、美を感じる人も多い。

美の感性を研ぐにはやはり都会が良い。生まれ持った品性、感性はある意味変えられないが、「学び」と「気付き」でもっと昇華させて行く事が出来る。自分自身を客観視して、変える事が出来るものは「改良と工夫」でかなり違ってくる。女性でも美意識の高い人はスカーフ一つで、美しさが異なって見える。

仕事柄外を出歩く事が多かったので、自然と出歩く人々に関心を持つ様になった。白人の方々は今まで、経済的に余裕があったのか、美意識が高かったからか、顔のSmileや容姿もかなり気を付けていたのだろう。バランスが取れていて、ハンサムなり、女性なら美しいと感じる方が多かったので、歩いてみて、それなりに美しい男女に会えば、立ち止まって佇んで見惚れた事もある。「美意識」があれば、何処にでも存在するものに目が自然と向く。

Smileと中肉中背のバランスが取れている方は綺麗である。綺麗さは「知性」を伴っている。これは熟年、老齢の方を問わない。特に老齢になってくると容姿や姿勢が衰退するので、かなり気を付けていなくてはならない。

人間は外観から入ると良く言われる。勿論「品性」は内観からにじみ出る「知性」であるが。小さな事でも気を付ける。靴なら磨く。ズボンならアイロンかける。服とズボンがマッチしているか?・・・・常にバランスと美に関心持つとそれなりに見えて来る。する方も見る方も楽しい。私は「整然」とした美に惹かれる。

最終的には「美」を創り出す事が文化ではないのか。色んな意味での「美意識や感性」を磨く。美に惹かれ、美を感じる、そこに愉しさがある。

物造りも美に繋がる。今後も「物造りと美」を追及したい。