【道徳とビジネスー全てに法則がある】
最近、道徳・正しさ・ビジネスの中に「法則」が存在すると思うようになってきた。かって日本の資本主義を作った男と言われ、一時代を作り上げた「渋沢栄一」を思い出した。彼は江戸末期にフランスに徳川家の人とパリ?博覧会みたいなものに参加して、西洋を漫遊して帰国した。
そして日本の会計学の祖とまで言われている人物だが、高校生の時に「論語と算盤」という彼の書を読んだ時に、成程良い事を言っているなとさらりと読み過ぎたが、アメリカや日本でビジネスの不祥事が起こり始めた30数年前に、ビジネスには規範となるものがないといけないとつづく思った。
当時はバイブルの研究をしていたので、アメリカ社会も段々と廃れてきたものだと・・・と思った。ビジネスは正しくルールに載っとって利益をあげなくては・・と当時は叫ばれた。
私もなんとなくそれが当たり前だよなと内心で思っていた。理想?と現実は違うよなと・・・。しかし人生を振り返ってみると、【宇宙の法則】という「正しさ」に従ってやってきた人は、ビジネスがちゃんとやれている。ごまかしながら一時期的に儲けても20年、30年すれば、皆泡の如く消え去り、殆どの方が生き残っていない。
正に渋沢栄一ではないが、きちんと道徳心をもって、正しくビジネスをやってきた人は、それなりに成功している。本当に面白い。ですから、自分自身も含めて、若い人には、道徳と迄は言わないが、宇宙の神様が見ているから、物事の法則に従い、規律とルールを守りながら、ビジネスをやって行こうと言っている。
資本主義社会は競争を煽り、物事を発展させていくには良いが、この競争社会に皆が皆適応できているかどうであろう。恐らく80/20の法則で、20%の人によって社会は動き、発展してきていると思うが、この20%に入る人は、道徳的な規範をもって、社会の為に尽くして欲しい。又ビジネス社会で生きるには、この20%の中に入れるように努力したい。
今後、資本主義/民主主義も形が変わって行くだろうが、宇宙の法則である、神様がこのまれる、規律や道徳と言われるものに従って、自由な発想で、皆が幸福になるビジネスモデルを追及して行きたい。
生きるには、【人間として何が正しいか?】と常に問いながら、切磋琢磨し、ビジネスを行使して行く。【全てに法則】がある。其れをみきわめる事が、人生の「求道」であろう。物事の法則・真理を追究しながら、日々の努力で、法則通りに実践でき、道徳的にもビジネス的に神様に喜ばれる「成果」を上げて行きたいものである。