SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークの不動産投資:海外投資者はNYでコープを買ってはいけない】
Sun, April 11, 2021 6:00
【ニューヨークの不動産投資:海外投資者はNYでコープを買ってはいけない】
最近日本で幾つかのアパートをお買いになり、かなり上手くやっていらっしゃる方が駐在員として赴任されて幾分NYにも慣れてきて、時間にも余裕がでてきたので、日本同様、不動産投資をお考えになり、コンドとコープの違いがよくわからず、値段が余りにも安いので、これはコロナ禍で安いのかなと思われ、こんなに安いのは?という事で、お尋ねになりました。
海外からの投資者にはコンドをお勧めしています。コンドは、アメリカ人であろうが、海外からの投資者でも分け隔てなく住めますし、貸す事もできます。しかしコープは期限付きのものや、2年間住んだ後に、3-5年間は貸すことが出来ますが、その後は又住むだけはOKだが、貸せないとかの規則やルールが出来つつあるものも出てきました。
ですから同じStudioでもコンドは$45万ドルするのに、コープは28万ドル前後だったり、20万ドル切る値段だったりします。1990年位にコープを海外投資者として。お買いになり、住まなくても良かったものも最近は規則が変わってきて、売らざるを得ない方も出てきました。(昨年はListingして。1年間全く売れないという状況でもありました。)
しかし、ここにきて、例えば、45 Tudor City Place等は。2023年以降は2年住んだ後は限定で貸してもいいのですが、今貸している人がお出になったらご自分で住むか、売るか・・という選択に迫られそうです。安く買ったのはいいが、貸せず、どうしようもなく、買った値段以下で売らなくてはいけないという状況になりますので、お買いになる時は良く調査されるか、ブローカーさんにお確かめになるのが良いでしょう。