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SAKAI FUDOSAN NEW YORK BLOG
【ニューヨークの不動産・店舗事情】
Sat, March 20, 2021 6:00

【ニューヨークの不動産・店舗事情】

ニューヨークは春です。漸くお店Capacityの50%迄オープンして良いという通達があり、今週金曜日から暖かさもあり、人々が街に出てくるようになりました。本当は毎年この時期になるとコロンバス・デイ・パレードがMacyまで色んな装いして練り歩くアイリシュ系の方々が祝う日ですが、残念今年はパレード中止でしたが、47丁目にある、Connplly’s pubは人気がありました。外に出している小屋もなかなか品が良く、一度は訪れたい感じのお店です。

かって日本からいらっしゃったお客様とランチした時はなかなかの雰囲気があり、お客様も満足の様でした。最近はこういう旧さと新しさがMixしたお店が消えていくのが残念です。

1970,1980年代ごろはE86丁目のGerman Townと呼ばれるStreetがあってそれなりに人気があり、訪問客があれば、良く出かけたものです。今後もそういう感じのお店ができたら流行るだろうなーと思います。

日本からの経営者も80,90年代にはお風呂屋さんの下駄箱を持ってきて、靴を脱いでもらい、掘りごたつ形式で居酒屋風にやったら超人気でした。60,70年代にBenihanaさんがW56にお店を開いた時は、お客様の目の前でCookするのがもてもてで、NY Timesが取り上げて以降大成功したと言われています。

このコロナ禍で全てが変わるんでしょうが、旧き良きものも残しながら新しいものを取り入れていくと、まだまだ成功の可能性はあるのがニューヨークでしょう。斬新なアイデアと新企画を待ち望みます。